(目次)

1.概要

ScriptBrowserKを立ち上げたときや、一定時間毎に自動ログインを実行したい場合があります。

そんなときは、ScriptBrowserKのスケジュール機能に自動ログインを実行するスクリプトを登録すると、定期的に自動ログインを実行できるようになります。

※この機能を使用するには、拡張機能「自動ログイン」と「スケジュール」を有効にする必要があります。
(参照)拡張機能を有効にするには

2.設定手順

(事前設定)

先ず、スクリプトから自動ログイン項目へのアクセスを許可する必要があります。
[ツール]メニューの[ScriptBrowserKのオプション]を実行して、オプション画面の[スクリプト]ページの[スクリプトから自動ログイン項目へのアクセスを許可する]をチェック状態にしてください。

(自動ログイン項目へのスケジュールへの登録)

以下に、自動ログイン項目をスケジュールに登録する手順を紹介します。

  1. スクリプトパネルで「スクリプトの記録」ボタンをクリックしてスクリプトの記録を有効にする。
  2. ログインパネルで登録したいログイン項目を実行する
  3. すると、スクリプトパネルの[記録されたスクリプト]欄にスクリプトが記録される。
    このなかで下のような DoAutoLogin を含む行が自動ログインを実行するスクリプトになります。"My Yahoo!"の部分は自動ログイン項目の名前(パス名)になります。
    ' AutoLogin.ItemOfName("My Yahoo!").DoAutoLogin
  4. スクリプトパネルで「スクリプトの記録」ボタンをクリックしてスクリプトの記録を無効にする。
  5. [ツール]メニューの[スケジュールの編集]を実行して、[スケジュールの編集画面]を表示する。
  6. 追加ボタンをクリックして、スケジュール項目を追加する。
  7. [コマンド]欄に「3.」の項で記録したスクリプトを設定する。
    ただし、先頭の ' はコメント記号なので削除して、代わりに vbscript: を追加してください。
    今回の例では、「vbscript:AutoLogin.ItemOfName("My Yahoo!").DoAutoLogin」を[コマンド]欄に入力することになります。
  8. [実行日]や[実行時間]を適当に設定する。
  9. 最後に[OK]ボタンをクリックして完了。

これで、自動ログイン項目がスケジュールにしたがって自動的に実行されるようになります。

(補足)

実際には、コマンド欄に登録する「ItemOfName("My Yahoo!")」の"My Yahoo!"の部分を実行したい自動ログイン項目の名前(フォルダを含むパス名)に置き換えるだけで動作します。ただし、記述ミスを防ぐためにもスクリプトの記録で記録されたものをコピーして貼り付けるのがお勧めです。

以上です。

(2008/01/17)