印刷時にフォントや行間を変更するには
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(目次)
1.概要
Webページを印刷すると、Webサイトによって文字が大きかったり小さかったりして読みにくい場合があります。
また、モニタ画面ではゴシック系のフォントが見やすいですが、印刷する場合は明朝系のフォントが見やすく、行間もある程度空けた方が見やすくなります。
ScriptBrowserKでは、ページメニューの[ページCSS]機能を使用して文字のサイズやフォントを変更してから印刷することができます。
(注意)特殊な構成のWebページなど、フォントなどが上手く変更されない場合もあります。あらかじめご了承下さい。
2.印刷時にCSSを適用する手順
WebページにCSSを適用して印刷するには、下記の操作を行います。
- [ページ]メニューの[ページCSS]を切り替える。
- [ファイル]メニューの[印刷]を実行する。
例えば「印刷用 (明朝10Pt 行間150)」に切り替えるとフォントが「MS P明朝」にフォントサイズが10ポイントに、行間が150%に切り替わって印刷されます。
3.CSSの内容をカスタマイズする
最初に、ScriptBrowserKをインストールしたフォルダ下のUserCssフォルダの下から修正したいCSSファイル(今回の例では「印刷用 (明朝10Pt 行間150).css」)を設定ファイル保存フォルダ下のUserCssフォルダにコピーします。
コピーしたファイルの名前を適当に変更します。内容が分かるものが良いでしょう。
テキストエディタなどでコピーしたCSSファイルを開きます。下記に該当する部分を全て変更すると文字サイズなどを自由に変更できるようになります。
font-size:10pt | 「10pt」がフォントのサイズになります。 好みに合わせて「9pt」や「11pt」など に変更してください。 |
---|---|
font-family: 'MS P明朝'; | 「MS P明朝」の部分にフォント名を指定します。 |
line-height: 150%; | 「150%」の部分が行の高さになります。 100%に設定すると行間が0に、200%に設定すると行間が1行分の高さになります。 |
4.CSSに関する参考リンク
下記のリンク先が参考になると思います。
- ScriptBrowserKのヘルプの「スタイルシート(CSS)機能の概要」
ScriptBrowserKのCSSに関する機能の解説です。 - MSDN ライブラリ アーカイブ のCSS属性の解説
少し古いですが、Microsoft社の日本語解説ページです。 - とほほのスタイルシート入門
スタイルシートのリファレンスが載っています。
以上です。
(2007/08/21)