SendKeys2 の Keysプロパティの書式
(目次)
1.概要
ここでは、SBKScriptItem.SendKeys2 メソッドの Keys プロパティの記述方法について解説します。
全角文字とASCII 文字は、WM_Char メッセージを使用して文字として送信されます。
Ctrl などの特殊キーと組み合わせたり、Enter キーなどの特殊キーは、キーストロークとして送信されます。
ASCII 文字を、キーストロークとして送信したい場合
()でくくります。
(例)JCFR をキーストロークとして送信したい場合:(JCFR)
全角文字をキーストロークとして送信することはできません。
2.特殊な文字やキーの表記方法
特別な意味を持つ特殊文字「()[]{}:+^&~」(合計11文字)は {} で囲んで記述します。
(例) {(}、{:}、{+}、{{}、{}}
Enter キー や Tab キーなどのように文字で表せないキーは、下表の表記を使用します。
キー | 表記 |
---|---|
BACKSPACE | {BACKSPACE}、{BS}、{BKSP} |
BREAK | {BREAK} |
CAPS LOCK | {CAPSLOCK} |
DEL | {DELETE}、{DEL} |
↓:下矢印 | {DOWN} |
END | {END} |
ENTER | {ENTER} または ~ |
ESC | {ESC} |
HELP | {HELP} |
HOME | {HOME} |
INS | {INSERT}、{INS} |
←:左矢印 | {LEFT} |
NUM LOCK | {NUMLOCK} |
PAGE DOWN | {PGDN} |
PAGE UP | {PGUP} |
PRINT SCREEN | {PRTSC} |
→:右矢印 | {RIGHT} |
SCROLL LOCK | {SCROLLLOCK} |
TAB | {TAB} |
↑:上矢印 | {UP} |
F1 | {F1} |
F2 | {F2} |
F3 | {F3} |
F4 | {F4} |
F5 | {F5} |
F6 | {F6} |
F7 | {F7} |
F8 | {F8} |
F9 | {F9} |
F10 | {F10} |
F11 | {F11} |
F12 | {F12} |
F13 | {F13} |
F14 | {F14} |
F15 | {F15} |
F16 | {F16} |
3.Shift, Ctrl, Alt のキーを組み合わせてキーを送信するには
下記の特殊文字を使用します。
SHIFT +
CTRL ^
ALT %
Shiftキーなどを押したまま連続してキーを送信したい場合
括弧()で囲みます。
(例)
Shift, Ctrl キーを押したまま、E キー、C キーを順に押す場合:+^(EC)
Shift, Alt キーを押したまま E キーを押した後、Shift,Alt キーを離して C キーを押す場合:+%EC
4.同一のキーを複数回押すには
、繰り返し回数を指定できます。キーの繰り返しは、{キー 回数} という形式で指定します。キーと回数は空白(1つ)で区切ります。
(例) A キーを 15 回押すには、"{A 15}" と記述する。