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デバッグ用のテキストをスクリプトパネルに出力する方法
(目次)
1.概要
ここではスクリプトパネルの[記録されたスクリプト]欄にデバッグ用のログを表示させる機能を紹介します。
それには下記のSBKScriptItem オブジェクトの機能を2つ利用します。
- DebugLogメソッドで、ログを出力する。
- DebugModeプロパティで、DebugLogの有効/無効を切り替える。
2.DebugLogメソッドの使用方法
ここでは SBKScriptItem オブジェクトのDebugLogメソッドを利用する手順を解説します。
- スクリプトの先頭に「DebugMode = True」の行を追加します。これで準備は完成です。
- 後は、DebugLogメソッドを実行るだけです。例えば、下の行を実行すると、DebugLogメソッドを実行した時間と「適当なメッセージ」が、スクリプトパネルの[記録されたスクリプト]欄に表示されます。
DebugLog Now & " : " & "適当なメッセージ" - スクリプトのデバッグが終了したときは、「DebugMode = True」の行をコメントアウト(「' DebugMode = True」に変更)すれば、ログは出力されなくなります。再度、デバッグしたい場合はコメントアウトした行を元に戻すだけです。
3.DebugLogメソッドの使用例
下のVBScriptを実行するとスクリプトパネルの[記録されたスクリプト]欄に1から10までの掛け算の途中経過が表示されます。
DebugMode = True answer = 1 for i = 2 to 10 answer = answer * i DebugLog answer next
以上です。
2007.05.16