※本ソフトの公開・サポートは終了しました。
スクリプトの作成の流れ
(目次)
1.作成方法
スクリプトを作成するには、大きく分けて下の2つの方法がありあります。
- スクリプトパネル上でスクリプトを作成する方法
ちょっとしたスクリプトを作成するのにお勧め - スクリプトファイルを作成する方法
ある程度大きなスクリプトを作成する場合にお勧め
最初はスクリプトパネル上で作成し始めて、途中でスクリプトファイルに変更することも可能です。
以下、2つの方法について、「こんにちは。」とポップアップウィンドウに表示させるスクリプトを作成する例を用いて解説します。
2.スクリプトパネル上でスクリプトを作成する方法
以下に、スクリプトパネル上で作成する場合の手順を解説します。
- スクリプトパネル上のツールバーの[スクリプト]欄で[VBScript]を選択します。特に設定を変更していなければ[VBScript]になっていると思います。
- 「実行されるスクリプト」欄に「MsgBox "こんにちは。"」と入力します。
- Ctrl + Enterキーを押すか、スクリプトパネル上のツールバーのスクリプトの実行ボタンをクリックします。
- ウィンドウが開いて「こんにちは。」と表示されれば成功です。
このように、スクリプトパネル上でスクリプトを作成する場合は、「実行されるスクリプト」欄にスクリプトを入力して、スクリプトを実行するだけです。
スクリプトを修正する場合は、「実行されるスクリプト」欄でスクリプトを修正して再度スクリプトを実行します。
(重要)スクリプトパネル上でスクリプトを作成した場合、スクリプトは保存されません。作成したスクリプトをどこかに登録するか、ファイルとして保存しないとスクリプトが消えてしまいます。注意してください。
3.スクリプトファイルを作成する方法
以下に、スクリプトファイルを作成する方法を解説します。
なお、ScriptBrowserKのスクリプトファイルの拡張子はVBScriptの場合「.sbv」、JScriptの場合「.sbj」になります。
スクリプトを編集するのに Windows 標準のメモ帳では機能が不十分です。エディタソフトを使用することをお勧めします。「スクリプト編集用エディタと設定について」ではフリーの高機能エディタであるサクラエディタを紹介しています。
- メモ帳やエディタでスクリプトファイルを作成します。今回はスクリプトファイルの中身を「MsgBox "こんにちは。"」と入力してください。
- 次にファイルを保存します。前途のようにファイルの拡張子は「.sbv」にしてください。ファイルを保存する場所は、通常はスクリプトフォルダですが、今回はお気に入りフォルダ下に指定します。ファイル名は「Welcome.sbv」にしてください。すると、お気に入りパネルにWelcome.sbvが表示されます。
一般にスクリプトを作成する場合、「修正→実行」を何度も繰り返します。ですからスクリプト作成中は、ワンクリックでスクリプトを実行できるお気に入りフォルダにスクリプトファイルを保存するのがお勧めです。 - お気に入りパネルのWelcome.sbvをクリックしてスクリプトを実行します。
- ウィンドウが開いて「こんにちは。」と表示されれば成功です。
スクリプトを修正する場合は、エディタでスクリプトファイルを修正して、ファイルを保存した後に再度お気に入りパネルからスクリプトファイルを実行します。
以上です。
2007.05.11