お気に入りパネルの活用
お気に入り、グループ、スクラップブックの各パネルの概要
お気に入りパネル、グループパネル、スクラップブックパネルは 、ほぼ同じ内部実装になっています。お気に入りパネルにグループファイル(*.sbg)を登録したり、スクリプト(*.sbg)やインターネットから取り込んだHTMLファイル(*.html, *.mht)など登録することも出来ます。
これら3つのパネルは[ScriptBrowserKオプション]-[フォルダ]で指定したフォルダの内容を表示します。ドラッグ&ドロップでエクスプローラとファイルのやりとりをすることも出来ます。
スクラップブックパネルは、ドラッグ&ドロップでタブやリンクをドロップしたときに、そのページをHTMLファイルとして取り込みます。Ctrlキーを押しながらドロップすると、そのページへのインターネットショートカット(お気に入り項目)を作成します。逆に、お気に入りパネル、グループパネルはCtrlキーを押しながらドロップするとHTMLファイルとして取り込みます。それ以外の点は、各パネル の項目一覧表示部は、ほぼ同じ動作となります。
活用例
右図は各パネルの機能をお気に入りパネル1つで利用している例です。
ITmedia、PCWatch、天気予報はホームページへのショートカット(通常のお気に入り)です。
グループフォルダの下には2つのグループファイル(*.sbg)があります。
スクリプトフォルダの下には3つのスクリプトファイル(*.sbv)へのショートカット(アイコンが設定してあります)があります。
スクラップブックフォルダの下には、1つのMHTMLファイル(*.mht)があります。
グループパネルとお気に入りパネルのフォルダを同じフォルダに指定すれば、グループパネルを使わなくても特に不便は感じなくなると思います。項目数が増えて、お気に入りとグループを別のパネルで管理した方が便利だと感じるまでは、お気に入りパネル1つで使用した方が使いやすいかもしれません。
各パネルに登録できるファイル
お気に入りパネルなどには以下のようなファイルを登録できます。
1)インターネットショートカット(*.url):お気に入り項目のことです。
2)グループファイル(*.sbg):編集はグループファイルのショートカットメニューから実行します。
3)スクリプトファイル(*.sbv, *.sbj)
4)HTML文書ファイル(*.html, *.mht)
5)他のアプリケーション(*.exe)
6)Excel などの文書ファイル
7)Windowsのショートカット(*.lnk):(1)〜(6)で紹介したファイルなどへのショートカットを登録することができます。
ファイルなら何でも登録でき、基本的にそのファイルをクリックしたときの動作は、エクスプローラでダブルクリックしたときと同じ動作になります。ファイルの登録は、パネルに直接ファイルをエクスプローラからドロップするか、エクスプローラでお気に入りやグループのフォルダにファイルをコピーします。
特にスクリプトについては、スクリプトファイル(*.sbv)を全て同じフォルダ(ScriptBrowserKをインストールしたフォルダのScriptフォルダなど)に保存しておいて、実際に使用するスクリプトをお気に入りなどにショートカットとして登録しておけば1つフォルダ内のスクリプトを最新の状態に保つだけでよいので便利です。そうしないと、スクリプトが更新される度に、スクリプトを コピーしたお気に入りのフォルダへ毎回コピーし直さないといけないので管理が大変です。また、上の活用例の解説のようにショートカットファイルにはアイコンを指定できるので見た目もよくなります。
ドラッグ&ドロップ操作
各パネルには以下のものがドラッグ&ドロップできます。ドラッグ&ドロップ機能も参照して下さい。
1)エクスプローラやデスクトップからのファイル
2)アドレスバーのアイコン。
3)タブバーのタブ
4)タブ一覧パネルの各項目
5)ブラウザウィンドウのリンク
6)ブラウザウィンドウの選択範囲
お気に入りのメニューをトップページに表示しないようにする
[カスタマイズ]-[メニュー]の「[お気に入り]メニューをトップメニューに表示」項目のチェックを外せば、「お気に入り」メニューは、[ツール]メニューの下に表示されます。 あまり使わないメニューをトップに表示しないようにすればメニューの幅が小さくなるので、メニューの右横に他のツールバーなどを表示できるようになり便利です。
メニューを全て表示した場合。メニューだけで横幅いっぱいになってしまう。 |
メニューの項目数を最小限に設定した例。検索バーをメニュー右横に並べる余裕がある。 |